超宗教フェスティバル「希望前進米国大会」
「PEACE STARTS WITH ME」平和は私から始まる
2017年7月15日米国・ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン
超宗教フェスティバル「希望前進米国大会」
「PEACE STARTS WITH ME」平和は私から始まる
2017年7月15日米国・ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン
「私たちは一つの世界をつくることができます」
韓鶴子総裁が基調講演
天一国5年天暦閏5月22日(2017年陽暦7/15)、米国・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンに韓鶴子総裁(真のお母様)をお迎えして、超宗教フェスティバルが盛大に開催されました。「PEACE STARTS WITH ME(平和は私から始まる)」をテーマに掲げた大会には、全米50州はもとより、日本や韓国をはじめとする世界43か国から、人種、宗教、宗派を超えて2万人が集いました。基調講演に立たれた韓総裁は、「皆さんが真の父母と一つになり、皆さんの周りや氏族、教会、国において、『ために生きる』真の愛を実践する時、私たちは一つの世界をつくることができます」と呼び掛けられました。
■会場を盛り上げる2000人の聖歌隊
大会は、マイケル・バルコム世界平和統一家庭連合米国会長と、ACLC(米国聖職者指導者会議)共同議長のスターリングス大司教が司会を担当。初めに、仏教、ユダヤ教、イスラーム(イスラム教)、ヒンドゥー教、ネイティブ・アメリカン(米国の先住民族)の指導者が紹介されました。
映像により、大会のテーマ「PEACE STARTS WITH ME」が説明され、米グラミー賞受賞者のゴスペル歌手、ヘゼカイア・ウォーカー牧師と2000人の聖歌隊の力強い歌声で開幕。ポーラ・ホワイト・ケイン牧師が報告祈祷を捧げました。
歓迎の辞に立った金起勳・北米大陸会長は、「神様によって祝福された米国を取り戻すため、国民一人一人が、神様と真の父母を必要としています」と強調。聖歌隊による「Total Praise」の大合唱のあと、文鮮明総裁夫妻(真の父母様)の生涯が映像で紹介され、T.L.バレット牧師夫妻が講演者紹介を行いました。
韓総裁は、「人類文明史から見た天の摂理と米国の使命」について、基調講演(後述)をされました。講演が終わると、会場はスタンディングオベーションで応答。祝福三世の子供たちが、韓総裁に花束を贈呈しました。
2万人を前に基調講演される韓鶴子総裁
(7/15、マディソン・スクエア・ガーデン)
■「私たちには、戦争を終わらせる力がある」
祝辞に立ったイヴェット・D・クラーク米下院議員は、「マザー・ムーン(韓総裁)は、ファーザー・ムーン(文総裁)が願われた、愛・平和・調和世界の実現のため、今も世界を巡回している」と称賛。「神様の召命を受け、改めて平和のために身を捧げていきましょう」と呼び掛けました。
聖歌隊が「Blessings」を讃美したあと、IAPP(世界平和国会議員連合)共同世界議長のダン・バートン元米下院議員が挨拶。「平和を愛する私たちには、戦争を終わらせる力がある」と力強く宣言しました。
続いて「孝情文化フェスティバル」が開催。初めに、韓米のメンバーで結成されたアップル・ヘブンが、韓総裁のお好きな「アジアの火花」などを熱唱し、700人の若者で構成された国際ダンスチームは、「無条件」の踊りを披露しました。
フィナーレは、米グラミー賞受賞者のゴスペル歌手、ヨランダ・アダムスさんが登場。聖歌隊とダンスチームも加わり会場の熱気が最高潮に達する中、マイケル・バルコム会長が億万歳四唱を先導し、大会は閉幕しました。
韓鶴子総裁の基調講演(要旨)
■共産主義の脅威から米国を救う
17世紀、英国のジェームズ1世によってヘブライ語(およびギリシャ語)の聖書が英語に翻訳され、新しい新教運動が起こりました。その代表的な国が米国です。天は、再臨のメシヤの基盤を準備する国として、米国を祝福しました。そのため、建国200年という短期間で世界の強大国になったのです。
ところが米国は病気になりました。1971年、(レバレンド・ムーンは)渡米し、治癒と回復のため先頭に立たれました。そうして人々が従ってくるようになると、無分別な政治家たちは、レバレンド・ムーンを米国から追い出そうとしたのです。その結果がダンベリー(連邦刑務所収監)でした。
それでも、真の父母として米国を救い、世界を神様に引き渡すため、ダンベリーを甘受し、米国で40年余り血と汗と涙を流されたのです。
個人主義、家庭破綻、青少年問題で一寸先も見通せず、共産主義の脅威にさらされた米国です。1985年、(レバレンド・ムーンは)「米国を生かす道は、世界を生かす道である」と考え、(米国の)有名な政治学者に「共産主義の滅亡を発表しなさい」とおっしゃいました。そうして、共産主義は6年後に幕を下ろします。
さらに旧ソ連の青年3000人を米国に連れてきて教育しました。彼らは、共産主義の脅威から国を守護するようになりました。
■暗い世の中を明るくし、神様の懐に導く
このように、名状し難い困難を克服し、今日の立場に立つまで50年余りかかりましたが、その間に、家庭連合は世界120か国以上で祝福家庭を誕生させました。
堕落した人類は、真の父母によって生まれ変わらなければ、神様のみ前に帰ることができません。それが家庭連合で言う祝福です。この祝福家庭たちが、米国、そして世界に満ちあふれる時、神様の夢であり、人類と真の父母様の願いである「人類一家族」が実現されるのです。
摂理の中心である(父の国)韓国と(母の国)日本、長子の国・米国の3か国が一つになり、孝情の心情文化革命を起こし、アジア太平洋文明圏時代を開き、5大洋6大陸で、祝福家庭と青年学生連合の若者たちが、世界のともしび、光になる時、74億人類はその光に向かって一つに集うでしょう。
皆さんが真の父母と一つになり、皆さんの周りや氏族、教会、国において、「ために生きる」真の愛を実践する時、私たちは一つの世界をつくることができます。私と一つになって暗い世の中を明るくし、神様の懐に導いてくださるように願います。