大韓民国 ワールドサミット2006
2006年 06月 10日 土曜日
大韓民国、ソウル- 6月10日から3日間ソウルで開催されたワールド・ピースサミットには様々な政治・宗教指導者たちが平和に向けた代案を用意するために、一同に集まりました。 この席には数年間の悲惨な内戦の末に再建を試みている国家である、アフガニスタンとリベリアの副大統領が一緒に参加しました。
ワールドピースサミットはUPFを平和のための精神的、実用的政策を効果的に結びつけた国連の 「新しいモデル」と称した文鮮明総裁が設立者であるUPFが後援しています。
午前の開会総会セッションにおいて、ジェームズ・マンチャーム議会議長は、指導者たちに、今年は120カ国にUPFを発足した忙しい一年だった」ことを話しながら、ドミニカ共和国、セルビア、日本、モーリシャス、モルディブ、スイスを訪問したと伝えました。
マンチャーム議長は、「世の中を見れば見るほど、人類全体のための一つの世界的政府を考慮する時が来たと思います」と述べました。 さらに元セーシェル共和国国務総理は, 『私たちの世界は大きな国家と集団が支配しているが,皆で競い合っています』と伝え、争いあった植民地とイギリス王権が団結することを学んだアメリカの成功をモデルとして学ぶことができたと語りました。
『テロ、移民、環境問題、核など世界的な注目なしには解決できない問題もあります』と彼は述べました。
MITで教育を受けた元ボスニアの大統領エジョフ・ガニックは、国連と相反する平和建設の課題について話しました。 ガニック元大統領は、『軍事的手段による平和維持は比較的困難です』、『しかし、平和を建設することははるかに困難です。 私たちは一つの危機で別の危機にうろつきました。 もう十分な時間もありません。平和を切望する世界共同体の数は多いかもしれませんが、精神力と集中力は依然として弱いです。』と、平和を求める上で青年の重要性に特別な焦点を当てました。彼は『私たちはこの会議のアイデアを自国の教室まで持っていかなければなりません。』と付け加えました。
ヨルダンのアンマンキングフセインモスクに最近任命されたハムディ・ムラード博士は、正義と道徳の必要性、特に中東地域のように絶えず続く報復の渦のような脅威がある場所について話しました。 そして、「占領と兵器の脅威の下には平和は存在できません」とし、「宗教は謙虚な姿勢で神様の真の道を探さなければ、平和の調整者としてふさわしい役割は果たせない」と警告しました。
フィリピン元下院議長のホセ ・ド・ベネシアの婦人ジナー・ド・ベネシアはボランティアと慈善の世界からの観点を示しました。 「私には女性外交官と政治家たちがもっと必要です」と言いました。 戦争に対する幻想がある男性はそれを否定し、その考えを拭い去ることが難しくなります。しかし、戦争に出ている子供のことを思い、涙を流す母親のことを考えなければなりません。 彼女は世界の問題に霊的な焦点を呼ぶであろう超宗教協議会をUNに作らせる役割であるフィリピン、イラン、その他の国々に言及しました。 「これは非常に重要です。 国連はそのような協議会を設立する上で時間を浪費してはならない」と付け加えました。